①Enter the E 1st anniversary
(比較的長め、というか長い)
②お知らせ
本文
①
22日13:30~、有楽町マルイ8Fにて行われた、Enter the Eの1周年記念のイベントに参加してきました。この会は当日に5回に分けて行われ、密にならないような配慮がなされた上での開催でした。
今回、個人ではなく、FashionStudiesの一員として、主宰の篠崎さんとともに参加させてもらいました。ぼくのエシカルコンシェルジュ仲間たちも夜の回に参加していたようでした。
椅子にはリーフレットとSOMALI。
床には取り扱いブランドのファウンダーたちの名言パネル。
「CO2 -237万7,000CO2 / 水 -182万L / 有害物質 -1,49トン」これがEnter the Eが貢献できた数字らしい。
そして、HPにもありますが、”「物語」を着よう”を現状のEnterは掲げています。どんな服にも物語があるからねー。
エシカルなものもそうでないものも、フェアトレードだろうがスウェットショップだろうが、大量生産品だろうが一点ものだろうが、オーガニックだろうがケミカルだろうが、それが辿ってきた過程は物語だし、買って着ていれば着用者もその一員ですよね!
トークの最後のテーマ「見えないコスト」
感情移入しない系男子、鈴木友都もグッときました。植月さん大好きか(笑)
内容としては、
(察しがいい人は書かずともわかるかもですが、)服が購入者のもとに届くまでには、いろいろな人々が関わっており、そこには服の値段に反映されているコストも、反映されないコストもかかっています。
反映されるものは、素材や生産者とかのブランドの製造コスト(人件費含め)やEnterの利益とかかと思います。反対に反映されないのは、店頭に並んでからお客様に手に渡るまでの、値札などのタグ付け作業、店頭で接客を行うスタッフの人件費。
こういったものかと思います。
植月さんが訴えたかったのは、値段に反映されない方のコストへの感謝でした。
Enter the Eにおいて、ここに関わった人たちはほとんどボランティアスタッフでした。彼女の思いに共感して手伝ってくれた人たちに、ウルウルしながら、言葉をつまらせながら感謝の言葉を述べていました。
会の最後にお話した際に、「友都くんも『見えないコスト』の一人だよ」と言ってくれたことに歓喜でした。と打ちながら潤んでおります。
壁に貼られたパネルを説明する植月さん。
このパネルは、立ち上げから現在までの思い出の振り返り。よく言えば軌跡。笑
去年中目黒で行われた2回のポップアップ。あれから1年かー
飛躍。
kinki kidsの堂本剛さんへの衣装提供や、TGCのランウェイショー(中条あやみさんや、池田イライザさんなどが着用してウォーキング)
来場者に入場時に渡される紐付きの紙。
何かと思ったら、「Enter the Eと共に実現したい未来」を書いて短冊にくくる。
というミニイベントもありました。
短冊はこんな感じ。
ぼくたちの書いたやつは ↓
いまのコロナ禍で、植月さんは危惧したことがあったそうです。
それは他のアパレルが苦しんだのと同じく、服のロスです。
次シーズンのオーダーをしてしまっていたので、緊急事態宣言以降にその弊害で、それらを売ることができずに「服の廃棄」問題に自分も加担してしまうかもしれないと怖かったと言います。
それを打開したのが、slow fashion showと題した「オンライン受注会」。
現在、月1~2回程度開催されているのですが、内容としては、販売促進という狙いよりも、セレクトしたブランドのストーリーを知ってもらうことに重きを置いています。毎回1つのブランドに焦点を当てて、そのファウンダーたちとオンラインでおしゃべりしたり、Enterのアンバサダーの人たちに服を着せて商品紹介をしたり。
単なるオンラインでも買い物よりも接客を受けた気になれるし、安心して服を購入できるような仕組みになっています。
Enter the Eがこれから挑戦したいことの発表もありました。
個人的にも出来ることがあれば力になりたいと思ったと同時に、勝手ながら、ラボでもなにか協力できるポイントがあるのではないかと思いましたので、ここで共有させてもらいます。
〈 これからやりたいこと① 〉 在庫を持たないショールーム
これは各ブランドからセレクトする際に何点仕入れるとか、そういう発注方法ではなく、取り寄せるのはサンプル用に各1点のみ。一定期間商品をブランド側の在庫をキープしてもらい、Enterのお客さんがサンプルを見てオーダーして、約1ヶ月後とかに商品をお届けするという仕組みだそうです。だいぶスローなファッションの提案ですよねー。これのお試し的なのを、12月4日からラフォーレでポップアップをやるようです。
〈 これからやりたいこと② 〉 農業
群馬だったかの耕作放棄した農地を譲り受けたのか、借りてだったか、そこでコットンとか、服の原料の植物を育てる体験をする的な感じでした。結構広い場所と話が出来ているそう。
ぼくの頭の中では、植月さんとのオンライントークをラボで開催したり、上記の②ならみんなで訪問したりして、共同作業・共同プロジェクト的なことが可能なのではないかと思いました。運営メンバーでもないのに勝手に妄想を膨らませてしまっています(笑)
①はここでおわり。
HP→
Enter the EEnter the E - 人や環境に配慮した洋服だけを集めたセレクトショップ
人や環境に配慮した洋服だけを集めたセレクトショップ人や環境に配慮した洋服だけを集めたセレクトショップ
enterthee.jp
②お知らせ
まず一つめ、12月5日にこちらに参加いたします。
「捨てないファッションの聖地」フリマイベント
MODALAVA主催のOpen Closet Market公式ページ。伝統と文化と経済の交わる街、日本橋の茅場町駅徒歩30秒にある店舗にてリアルイベント×店舗販売×EC を融合したフリマイベントをやっています。大切にしてきたお洋服を次の人にたくすイベント「Open Closet Market」の公式ホームページです
www.opencloset.modalava.com
フリマイベントでーす。思い出のある服を捨てずに、循環させる、いわばswaq party的な感じのやつです。店頭に5日の13〜15時にいる予定です。
二つめ、ロフトの社販が12月1日〜7日まで開催されます。銀座ロフトにぼくに会いに来るついでに買い物したら割引かれます。例外あるけど。
三つめ、銀座ロフトに最近のぼくのサステナ系ゴリ押し商品が入荷しました!!上司に実物とともにプレゼンしていましてが、相思相愛だったのか、あちら側から商談依頼が入ったとのことで取引する運びになりましたー🥰もちろんワタクシが担当いたします。
陳列いたしました。
どん!
脱プラを意識して、WASARAとともにディスプレイしましたー。
隣とシンメ↓
HP→
HAVARYS(ハバリーズ) | 紙パックナチュラルウォーター(ミネラルウォーター)
日本国内初の紙パックナチュラルウォーター(ミネラルウォーター)「HAVARY`S(ハバリーズ)」のオフィシャルサイトです。貴重な水源である「水」と生態系の循環を守り、社会に潤いを与える環境性、安全性にこだわったFSC認証のナチュラル(ミネラル)ウォーターです。
havarys.com
いまガンガン来ている紙パック水のジャパニーズブランドです。
ご参考までに、wwdの記事をシェア。
高級ブランドも注目する日本発の紙パック水、仕掛け人はマックイーン好きの元商社ウーマン | WWDJAPAN.com
「市場にないならやってみよう」――紙パック入りナチュラルウオーターの販売を始めたハバリーズ ジャパン(HAVERY’S JAPAN)が注目を集めている。環境保全や循環型社会が求められる中での日本初の紙パック入りナチュラルウオーターは、発売前から多くのメディアに掲載され、ラグジュアリーファッションブランドやラグジュアリーホテルなどから問い合わせが殺到しているという。脱プラが進む中で起業したのは27歳の矢野怜美社長だ。「ファッションが大好き。中でも『アレキサンダー マックイーン(ALEXSANDER McQUEEN)』のジャケットがお気に入りで5着持っている」という彼女。取材当日もお気に入りの「マックイーン」のセットアップに「足形がぴったりでハイヒールでも疲れない」という「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のパンプスでさっそうと現れた。
www.wwdjapan.com
解説すると長くなるので、リンクに飛んでください(笑)店頭にいらしてくだされば、ぼくの口からご説明させていただきます😊
四つめ、fashion studies関連。
スタッフをしに行ったイベントの動画が公開されました。
動画公開 座学016
前シーズンはコロナの影響で、ファッションウィーク自体の中止を余儀なくされ、今シーズンでも、依然、コロナ禍が続いており、感染予防の観点から、参加デザイナーがフィジカルとデジタルのどちらかを選んで、コレク
fashionstudies.org
以上。