7月5日〜6日にかけて、福岡へNEMOHAMOものづくりの旅に行ってきました。


NEMOHAMOとは京都発のオーガニックスキンケアブランド。

土からこだわり、有機農法で育てたハーブを丸ごと使い、水すら加えずに作られた、植物の力たっぷりの化粧品たち。その生産現場をめぐる旅。


NEMOHAMO



初めて知ることがギュッと詰まった2日間。何より印象的だったのは、NEMOHAMOのものづくりに携わる方々のこと。こんなにも正直な方々の手から生まれたプロダクトなんだと、終始胸がじんわり。


その空気が少しでも伝われば嬉しいです。



NEMOHAMOのものづくり

まずは是非、NEMOHAMOさんの製品ポリシーを読んでみてください。



このポリシーを読んで、すごい!!!と驚嘆してしまいました。

化粧品を取り巻くあらゆる問題、ひとつひとつに取り組む姿勢がしっかり示されています。


その反面、世の中には「環境に優しい」などを謳いながら、実際はそうではないものづくりもあるわけで。このポリシーに掲げている全てのことに配慮するって、本当に可能なの?と、実は半信半疑な自分がいるのも事実でした。



NEMOHAMOをつくる人たちに会いたい

こんなにもたくさんの問題に挑戦しているのは、どんな方達なんだろう。

そんな興味を持って、はじめての福岡へ。



ものづくりに込める信念と哲学

今回の旅では、NEMOHAMO製品の農園、そしてその工場を訪問しました。


海沿いを巡る里山の中に農園と工場があるため、原料であるハーブが新鮮なうちにエキスが抽出され、「水すら加えない」植物本来のチカラがたっぷり詰まった化粧品作りを行っています。


原料から自分たちで作るって珍しいなぁ。

そう思った私は、自分たちで原料から担当するに至った経緯をお伺いしました。


生産者の方によると、これまでのお仕事の中で、従来の化粧品の作り方や販売方法を疑問に感じたり、お客様からも「安心の化粧品はありませんか?」と相談を受けたりしたことがあったそうです。そこで、本当に信頼できる原料で化粧品を作りたい→自分たちで作ろう!ということで、原料や成分の製造開発をスタートさせました。


お客さまに真摯に向き合い、考え、行動し、良い化粧品とは何かを問い続ける。そんな強い信念と哲学が、NEMOHAMOの化粧品に反映されています。



やんわりと嘘をつきたくない

「やんわりと嘘をつきたくない」


そう印象的な言葉をお話ししてくれたのが、NEMOHAMOの樋口さん。


樋口さんは元々、自然派コスメの会社にいらっしゃった方。でも、今の日本の法律上、「ナチュラルで肌に優しい」と言っていても、100%ナチュラルというわけではない。やんわりと嘘をついているような感覚。そういう「売り方」って嫌だな、と感じたそうです。


自分の違和感に気づき、しっかり向き合い、行動する。

樋口さんの姿勢は、私たちが生活に向き合う態度として、とても大切なものだと感じました。



本質的なスキンケア

こんなエピソードもありました。


生産者の方に、スキンケアについてお話を伺っていると、「肌のトラブルを解決したかったら、洗浄料の選び方も大切ですよ。」とアドバイスが。


肌トラブルって、不調が肌に表れているけれど、原因は別にあることも多いですよね(洗剤・シャンプーの成分が合わないとか、食生活、ストレス、ホルモンバランスとか)。でも、何か肌トラブルがあったら、「肌」に何かを塗る。それがダメだったら、もっと高いモノを使ったり、さらにプラスでまた「肌」に何かを足していく。


それってなんだか本質的じゃないなぁ。その「何か」がないと良いコンディションを保てないなんて。


日々の生活の中でそう感じていたので、上述のアドバイスをいただいたとき、広い視点から「肌を良くする」ということを考えている方なのだと、それまで寄せていた信頼がより大きくなりました。


NEMOHAMOの化粧品を使ってみて、おお!と感じたのは、肌そのものが生き生きしてくる感覚。「何も塗っていない」ときの肌さえ心地いい。そんなことあるんだなぁ。すごい。



誰に生活を託すのか


私は、「循環」を意識して生活する中で、なんでも自分で作ってみることを大切にしています。暮らすということはそもそも、とっても手間ひまのかかること。自分で植物を育てて、化粧品が作れたら…そんな願いはあるけれど、私の家は、東京のコンクリートジャングルにある小さなアパート。


私たちは、常に誰かに、暮らしの一部を託しています。いや、一部ではなくほとんどを。食べ物にお洋服はもちろん、水や電気といった生命線ですら。


人は誰かのお世話になって生きている。これは私の、暮らしに対する姿勢です。


化粧品は誰の「お世話さま」になろうか。

そう考えたとき、私はシンプルに、NEMOHAMOさんにお世話になりたいと思いました。理由は「大切にしたいこと」の感覚に共感できたから。


問い続けること。

正直でいること。

本質に向き合うこと。


自分の暮らしの軸の再確認にもなった、NEMOHAMOものづくりの旅でした。


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【イベントのお知らせ】

今回一緒に旅をした @鎌田安里紗 さんと、ハーバルライフスタイリストの村田美沙さんが、オンラインイベントを行うそうです。

私たちがお伺いした農園のハーブ(実際に化粧品に使われているもの)について学び、オリジナルのハーブティーを作るという素敵な企画。

(旅で村田さんが即席で入れてくれたハーブティーが最高に美味しかった。。)


NEMOHAMOのスターターセットもついてくるので、これをきっかけに試してみたい!という方、是非参加してみてください。


「植物の力をかりる暮らし」

2020/08/08, 08/15(2回連続のワークショップ)

お申し込みはこちら: