5月にお知らせしたオーガビッツのアンバサダー就任🌱



少しあいだがあいてしまいましたが、本日は6月に正式リリースされたトレーサブルなオーガニックコットン糸「トゥルーコットン(TRUECOTTON)」という糸のブランドについてご紹介します。




まず「トレーサブル」とは「追跡可能性」。

糸の場合、どこでコットンが育てられ、どこで紡績されたかがわかる、ということです。


「生産者の顔が見える野菜」は随分と一般的になってきましたが、「生産者の顔が見えるコットン」がこのTRUECOTTONでは実現されています🌍🌍


この糸の生産を行う“UCAK TEKSTIL / ウチャクテクスティル”は、農場と紡績工場を両方経営していますが、世界的にみて、農場と紡績を一社完結で行っている場所はほとんどないということ。


例えば、オーガニックで一番メジャーなインド綿は一軒一軒の農家がかなり小さく(家族でやっている)、収穫したコットンは各農家の倉庫に保管されて、定期的にトラックがそれを回収してジン工場(綿と種を分ける行程)に運ばれていきます。そのトラックは複数の農家をまわるため、トレースが難しいということです。



そして「オーガニック」。

ラボメンバーは、オーガニックコットンについてはご存知の方が多いと思いますが、有機農法で育てられたコットンです。

土壌や生産者さんへのネガティブな影響を抑えることが目的です。


  
TRUECOTTONのもう一つの特徴は、機械摘みで異物の混入が少ないということ。
機械で収穫された綿花は収穫されてそのまま紡績工程に入る為、ゴミの混入するリスクが低いのだそうです。
手摘みの場合は、収穫時にお菓子を食べながら作業した際のゴミが混入したり(それはそれでキュートで素敵だけど!笑)、人が介在することによる異物混入のリスクが下がるということ。コットンの品質管理のためには重要です。


HPをみるとより詳細な過程を見ることができます😊


小規模農家さんの生産するコットンも、手摘みも、もちろんそれが方法としてNGなわけではなく、その方法では補えない規模や目的がある。
「トゥルーコットン(TRUECOTTON)」のように、農場と紡績を一社完結で行う、そして機械摘みを行うことで、大規模に安定したクオリティのオーガニックコットンをトレーサビリティをもって調達できることは大きな一歩なのだと感じました🌍🌍



人や環境に優しい方法というと、よりプリミティブに、ナチュラルに、規模は小さく、人の温度感があるもの、といった世界観が先行しますが、テクノロジーを駆使して、機械の力を借りて、新しい方法を構築していくという方向のサステナブルな実践がこれからどんどん生まれてくるのだろうと思います。


テクノロジーか自然か、といった二項対立でなく、本質的な変化が生まれるために何が必要か、そんなことを考えていくために、最近はこんな本を読みながらぐるぐると考え事をしています。









引き続き、豊島さんの取り組みやオーガニックコットンのこと、繊維のことなどで何か知りたいことがあればコメントください🌈